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【2026年】大型二種免許の取得費用は?期間・難易度・合宿と通いを比較

この記事でわかること

  • 大型二種免許の取得費用(通い・合宿)の相場
  • 教習所の科目・時間数・難易度・合格率の実態
  • 取得期間の目安と最短スケジュール
  • バス会社就職時の費用補助・免許サポートの仕組み
  • 取得前に知っておくべき注意点と失敗しない選び方

「大型二種免許を取りたいけど、費用がどのくらいかかるのか分からない」と悩んでいる方は多いでしょう。バス運転手を目指すうえで最大のハードルとなるのが取得費用と期間です。30〜50万円という高額な費用をどう準備するか、合宿と通いのどちらが得かという点も気になるところです。

この記事では、大型二種免許の取得費用・期間・難易度を詳しく解説します。バス会社に就職すると費用補助が受けられる仕組みも紹介するので、費用を抑えて免許を取りたい方はぜひ参考にしてください。


目次

大型二種免許とは?どんな車が運転できる?

大型二種免許は、旅客を有償で輸送する大型自動車を運転するための免許です。具体的には路線バス・観光バス・高速バスなど、お客様を乗せて報酬を得る仕事に必要です。普通免許・大型一種免許では旅客輸送はできません。

免許の種類 運転できる車 旅客輸送
普通免許 普通自動車 不可
大型一種免許 大型トラック・バス(自分の会社の荷物のみ) 不可
大型二種免許 路線バス・観光バス・高速バス等
普通二種免許 タクシー・ハイヤー等 可(普通車のみ)

大型二種免許を取得すると、バス運転手・スクールバス運転手・貸切バス運転手などとして働くことができます。日本のバス業界はドライバー不足が深刻で、免許保有者の需要は高まり続けています。


大型二種免許の取得費用(通い・合宿の比較)

大型二種免許の取得費用は、保有免許の種類・教習所・地域・通いか合宿かによって大きく変わります。以下が2026年現在の相場です。

取得方法 費用相場 期間目安 特徴
通い(教習所) 35〜55万円 2〜4ヶ月 自分のペースで通える
合宿(教習所) 25〜40万円 2〜3週間 費用が安く期間が短い
一発試験(試験場) 5〜10万円 不定(何度でも) 合格率が非常に低い

通い教習所の費用内訳

通い教習所の場合、費用の内訳はおおむね以下の通りです。

費用項目 金額目安
入学金・諸費用 3〜5万円
技能教習料(28〜34時間) 25〜35万円
学科教習料(19時間) 2〜4万円
仮免許申請・検定料 1〜2万円
卒業検定料 1〜2万円
合計 35〜55万円前後

大型一種免許を持っている場合は技能教習が一部免除されるため、費用が5〜10万円ほど安くなるケースが多いです。現有免許によって所要時間が変わるので、教習所に問い合わせる際は現在の免許を伝えましょう。

合宿免許の費用と特徴

合宿免許は教習所が宿泊・食事を提供する形式で、費用が通いより10〜15万円安くなる傾向があります。地方の教習所が多く、交通費は別途かかりますが、それでも総額は通いより安くなるケースがほとんどです。

  • 繁忙期(3〜4月・7〜8月):需要が高く費用が上がる(+5〜10万円)
  • 閑散期(秋〜冬):費用が安く、教習所も空いているため進みやすい
  • 地方の教習所:都市部より5〜10万円安いケースが多い

一発試験(飛び込み試験)の実態

費用を最大限抑えたい場合、試験場での一発試験という選択肢もあります。受験料・免許交付料を合わせると1回あたり3,000〜5,000円程度で済みます。しかし、大型二種の一発試験の合格率は5〜15%程度と非常に低く、10〜20回以上受け直すケースも珍しくありません。結果的に通いより高くなることもあるため、時間的・精神的に余裕がある場合のみ検討してください。


大型二種免許の取得期間・スケジュール

標準的な取得期間の目安

取得方法 最短期間 標準期間 条件
合宿(普通免許あり) 約14日間 2〜3週間 毎日教習が詰まっている
合宿(大型一種あり) 約10日間 2週間前後 技能時間が短縮される
通い(週3〜4回) 1.5〜2ヶ月 2〜3ヶ月 キャンセル待ちで変動
通い(週1〜2回) 3〜5ヶ月 4〜6ヶ月 仕事しながらのペース

仕事をしながら通いで取る場合、週2〜3回のペースで2〜3ヶ月が現実的な目安です。繁忙期は教習所が混み合うため、予約が取れずに期間が延びることもあります。

現有免許による教習時間の違い

大型二種免許の教習時間は、現在持っている免許によって以下のように変わります。

現有免許 技能教習(最短) 学科教習
普通免許のみ 34時間 19時間
普通二種免許あり 28時間 19時間
大型一種免許あり 28時間 8時間(一部免除)
中型一種免許あり 30時間 19時間

大型一種免許を持っていると学科の一部が免除され、費用・期間ともに短縮できます。バス会社への就職前に大型一種を取得しておくと、二種取得がスムーズになります。


大型二種免許の難易度・合格率

難しいポイントは「路端停車」と「場内課題」

大型二種免許の技能試験で難しいとされるのは以下の課題です。

  • 路端停車・発進:路肩に30cm以内に寄せて停車し、乗客を安全に乗降させる操作
  • 後方感覚:後退時にポールから50cm以内に車体を近づける
  • 鋭角コース:狭いS字・クランクを脱輪せず通過する
  • 車体感覚:全長約11〜12mのバスで切り返しを最小限に抑える

普通車との最大の違いは車体の長さ・幅の感覚をつかむ必要がある点です。大型一種で培った感覚があると有利ですが、バスは後部オーバーハングが大きく、コーナーでの内輪差・外振りに注意が必要です。

教習所卒業後の合格率は高い

指定教習所を卒業した場合、仮免許試験・卒業検定を経て免許センターでの適性試験(視力・健康確認)のみとなります。卒業検定の合格率は全体で80〜90%程度です。一発試験と異なり、教習所ルートはしっかり練習できるため合格しやすいです。

受験資格・年齢制限

条件 詳細
年齢 21歳以上(普通免許取得後3年以上)
視力 両眼0.8以上・片眼0.5以上(深視力検査あり)
聴力 10mの距離で90dBの警音器が聞こえること
運動能力 自動車の操作に支障がないこと

21歳未満・普通免許取得3年未満の方は受験資格がありません。また、深視力検査(立体視の確認)は一般的な視力検査では分からないため、受験前に眼鏡店や眼科で確認しておくと安心です。


バス会社就職で費用補助を受ける方法

免許取得費用を全額負担する会社が増えている

バス業界のドライバー不足が深刻なため、入社後に大型二種免許を取得させてくれるバス会社が増えています。費用補助の形式は会社によって異なります。

補助の形式 内容 注意点
入社後取得サポート 会社が費用を全額立替→取得後に返還不要 一定期間の在籍義務がある場合あり
一部補助 取得費用の50〜80%を会社が負担 残りは自己負担
奨学金型 全額立替→退職時に返済義務なし(規定による) 在籍年数条件が設定されていることが多い
資格手当型 取得後に月1〜3万円の資格手当を支給 取得費用は一時的に自己負担

費用負担ゼロでバス運転手になりたい場合は、求人票に「免許取得サポート」「大型二種取得費用会社負担」と明記している会社を選びましょう。ただし、在籍義務(3〜5年)が設定されているケースが多いため、短期で辞めると返済義務が発生する場合があります。

ハローワークの助成金・教育訓練給付を活用する

大型二種免許の取得は、条件を満たせば雇用保険の教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象となります。給付額は受講費用の最大20%(上限10万円)です。また、ハローワーク経由で求職者支援訓練を利用できる場合もあります。事前に最寄りのハローワークに相談してみましょう。

転職エージェントを使うと免許サポート付き求人が見つかりやすい

一般の求人サイトには掲載されない非公開求人・免許サポート付き求人を、ドライバー専門の転職エージェントが保有しているケースがあります。免許取得から就職まで一括でサポートしてくれるサービスを使うと効率的です。


大型二種免許取得の注意点・よくある失敗

深視力検査で引っかかるケースが多い

大型二種免許の適性試験には深視力検査(立体視・遠近感の正確さを測る検査)があります。視力が良くても深視力検査で不合格になるケースが一定数あります。受験前に眼科や視力矯正店で確認し、必要に応じて眼鏡・コンタクトを調整しておくことをおすすめします。

教習所によって費用差が大きい

同じ地域でも教習所によって費用が10〜15万円変わることがあります。複数の教習所を比較して見積もりを取ることが費用節約の基本です。また、早期予約割引・ペア割引・リピーター割引を設定している教習所もあります。

合宿は繁忙期を避けると大幅に安くなる

合宿免許の繁忙期(3〜4月・7〜8月)は費用が5〜10万円高くなります。10月〜12月・1月〜2月の閑散期を狙うと最安値に近い料金で受講でき、教習所も空いているため予約も取りやすいです。


教育訓練給付金を活用した費用削減方法

給付金①一般教育訓練給付金(最大10万円)

雇用保険に1年以上加入していれば(初回は2年以上)、厚生労働省指定の教習所で大型二種免許を取得する場合に受講費用の20%(最大10万円)が給付されます。申請手続きはハローワーク経由で行います。

給付金の種類 対象者 給付額 手続き先
一般教育訓練給付金 雇用保険加入1年以上(初回は2年以上) 受講費用の20%(上限10万円) ハローワーク
特定一般教育訓練給付金 雇用保険加入1年以上 受講費用の40%(上限20万円) ハローワーク
専門実践教育訓練給付金 在職者・離職者(条件あり) 受講費用の50〜70%(上限最大56万円) ハローワーク

教習所が厚生労働省の「教育訓練給付制度検索システム」に登録されている必要があります。事前にハローワークで受給資格確認票の交付を受けることが必要です。申請を後回しにして期限(受講開始前)を過ぎると給付金が受けられなくなるため、早めに手続きしましょう。

給付金②求職者支援訓練・ハロートレーニング

失業中の方はハロートレーニング(公共職業訓練)経由で免許取得費用の大幅削減が可能な場合があります。都道府県によっては大型二種免許取得コースを開設しており、受講料が無料または低額になるケースがあります。ただし在職中は利用できないため、離職後の活用が前提です。


取得後の就職・転職先の選択肢

大型二種免許を取得することで開ける就職・転職の選択肢を整理します。バス業界はドライバー不足が深刻で、有資格者の需要は非常に高い状況が続いています。

就職先 仕事内容 年収目安 特徴
路線バス(公営・民営) 定時路線での旅客輸送 380〜500万円 安定・シフト制・毎日帰宅可
高速バス・夜行バス 都市間長距離輸送 420〜560万円 拘束時間長め・泊まり勤務あり
観光バス・貸切バス ツアー・送迎・チャーター 380〜520万円 季節変動あり・接客力が求められる
スクールバス・送迎バス 学校・病院・施設の送迎 320〜420万円 勤務時間が短め・安定した職場が多い
ハイヤー・高級送迎 役員・VIP送迎 400〜600万円 サービス品質重視・東京大都市圏に多い
タクシー会社(普通二種でも可) 旅客送迎・流し営業 350〜600万円(歩合次第) 大型二種免許は不要だが取得で幅が広がる

路線バスは公営バス・民営大手の場合、福利厚生・退職金制度が充実しており、安定して長く働ける環境があります。観光バスは繁忙期(春・秋・年末年始)の収入が大きい反面、閑散期は勤務が少なくなる傾向があります。ライフスタイルに合わせてバス種別を選ぶことが長く働くためのポイントです。


合宿vs通いの詳細コスト比較

比較項目 合宿(閑散期) 合宿(繁忙期) 通い(仕事しながら)
教習料金 25〜35万円 30〜45万円 35〜55万円
宿泊・食事 料金に含む 料金に含む なし(自宅から通う)
交通費 往復2〜5万円 往復2〜5万円 なし
その他(洗濯・日用品) 5,000〜1万円 5,000〜1万円 なし
総額目安 28〜41万円 33〜51万円 35〜55万円
取得期間 2〜3週間 2〜3週間 2〜4ヶ月
向いている人 早く取得したい・費用重視 春・夏休みにまとめて取得したい 仕事・家族の都合で長期外出が難しい

合宿を選ぶなら10〜12月・1〜2月の閑散期が最もコストパフォーマンスが良いです。繁忙期(3〜4月・7〜8月)は費用が5〜10万円跳ね上がる上に予約が埋まりやすく、日程が希望通りになりにくいことがあります。時期を選べるなら閑散期一択です。

注意点として、大型二種免許の合宿を実施している教習所は全国でも数が少ないです。普通・中型免許の合宿とは異なり、施設・教官の要件が厳しいため対応教習所が限られます。事前にしっかりリサーチして申し込みましょう。

大型二種免許に関するよくある質問

Q大型二種免許の取得費用はいくらかかりますか?
A通い教習所で35〜55万円、合宿で25〜40万円が相場です。現有免許(大型一種・普通二種など)があると技能時間が短縮され費用が安くなります。バス会社によっては全額費用負担で入社後に取得させてもらえる制度もあります。
Q大型二種免許の難易度はどのくらいですか?
A大型特有の車体感覚(全長11〜12m)と路端停車・後方感覚などの技能課題が難関です。ただし指定教習所ルートで卒業検定まで進めば、卒業後の合格率は高く、一発試験(5〜15%)と比べて取得しやすいルートです。
Q21歳未満でも大型二種免許は取れますか?
A取れません。大型二種免許の受験資格は「21歳以上・普通免許取得から3年以上」が必要です。20歳以下の方は先に大型一種免許を取得しておくなど、21歳になるまで準備する形になります。
Q免許取得費用の助成金はありますか?
A雇用保険の「一般教育訓練給付金」が適用される教習所であれば、受講費用の最大20%(上限10万円)が給付されます。また、バス会社に入社して在籍しながら取得する「会社負担型」が最もコストを抑えられる方法です。
Q合宿と通い、どちらがおすすめですか?
A費用を抑えたい・短期間で取得したい方には合宿がおすすめです。仕事・家庭の都合で長期の不在が難しい方は通い一択になります。閑散期(秋〜冬)の合宿は費用が最も安くなるため、時期を選べるなら合宿×閑散期が最もコスパが良いです。
Q大型二種免許を取得したらどんな仕事ができますか?
A路線バス・高速バス・観光バス・スクールバス・ハイヤー送迎など、旅客を有償で運ぶ仕事全般に就けます。バス業界はドライバー不足が深刻で有資格者への需要が高く、未経験でも採用されやすい状況が続いています。

大型二種免許の取得を検討するときの注意点まとめ

費用・期間・難易度だけに目が行きがちですが、失敗しないためにもう一度確認しておきたいポイントを整理します。

注意①深視力検査は事前確認必須

大型二種免許の適性試験では深視力検査(立体視の正確さ)が行われます。視力は問題なくても深視力で不合格になるケースがあります。受験前に眼科や視力矯正店で確認しておきましょう。眼鏡・コンタクトで調整できる場合もあります。

注意②在籍義務の条件を必ず確認

バス会社の免許取得費用補助を受ける場合、「3年以内退職で費用返還」などの条件が設定されているケースがほとんどです。短期で辞めると数十万円の返還義務が発生する場合があります。入社前に条件の詳細を必ず確認し、書面で残しておくことが重要です。

注意③合宿は実施教習所が少ない点を事前リサーチ

普通・中型免許の合宿と異なり、大型二種免許合宿を実施できる教習所は全国でも非常に限られます。人気の教習所は数ヶ月先まで予約が埋まっていることがあります。早めに希望日程と教習所を調べ、余裕を持って申し込むことが重要です。

まとめ:大型二種免許の取得費用と最適な取得ルート

ポイントまとめ
・通い教習所で35〜55万円、合宿で25〜40万円が相場
・大型一種免許があると費用・期間を短縮できる
・合宿×閑散期(秋〜冬)が最もコスパが良い
・バス会社の「免許取得費用会社負担」制度を使えば自己負担ゼロも可能
・一発試験は合格率5〜15%と低く、初心者には教習所ルートが現実的

大型二種免許は取得費用・期間ともに負担が大きい免許ですが、バス会社の費用補助制度や合宿免許をうまく活用することで、負担を大幅に減らすことができます。費用だけで諦めず、まずはバス会社の求人情報を調べてみることをおすすめします。

バス業界はドライバー不足が続いており、未経験・免許なしからでもサポート付きで採用してくれる会社が増えています。取得費用を全額負担してくれる求人は競争率が高いため、早めに応募準備を進めることが重要です。

教習所選びのポイントは「費用の安さ」だけでなく、深視力検査対策のサポート・技能予約の取りやすさ・卒業検定の合格率も確認しておくことが大切です。事前にインターネットの口コミや体験談を調べ、納得した上で申し込みましょう。

大型二種免許を取得した後は、路線バス・観光バス・高速バスなど多彩な職場が待っています。バス運転手は近年の待遇改善が著しく、年収400〜500万円台で安定して働ける環境が整ってきています。費用と時間をかけて取得した資格が長く活きる職種です。ぜひ前向きに検討してみてください。

この記事の監修者・運営者

中村圭介

監修

中村圭介

株式会社myteams 代表。人材・求人メディア業界にてマーケティング責任者・取締役として8年以上のキャリアを持つ。ドライバー職の求人・転職市場に精通し、現場の実態調査・監修を担当。

大型二種免許の口コミ・評判

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